◆香典泥棒の手口

葬儀通夜のマナーと香典の相場

香典におけるトラブルとして考えられるものには、まず香典泥棒があります。香典泥棒は、喪服に珠数といった服装で、参列者になりすまして香典を持ち去るのです。

葬儀では受付などを、葬儀業者や親族に任せる遺族が多いため、弔問客の一人ずつ、顔と名前を確認することはできません。

香典泥棒はこうした隙を狙って、葬儀が終りに近づく頃受付に近づき、「家族が探していた」などと、受付から人を遠ざけ、その間に香典を持ち去るなどの巧みな手口を使います。

特に社葬では、同じ社員同士、顔を知らない場合も多く、受付係以外は絶対に手伝わせないように注意します。
香典は、時に数百万円もの大金が集まることもあり、十分注意が必要です。

また、祭壇に香典を供える際には、必ず中身を抜いた状態で香典袋を供えるということも大切です。

◆香典帳を記帳する時には・・・

次に香典帳を記帳する際に、合計金額と現金とが合わなくなり、疑われるというトラブルもあります。
中包みを上包みから出したときに記帳を忘れ、いただいた金額がわからなくなっることがあります。

また、差出人がお金を入れ忘れていたことに気づかず、合計金額があわなくなるのこともあります。

預かった香典を開ける際には、必ず二人以上で一緒に開け、表書きの金額と合っているか確認してから記帳するようにしましょう。

金銭が入っていなかったり合わなかったりしたら、その旨を必ず記します。

◆受付係の会話は注意が必要

また、受付などで香典係が、誰がいくら包んでいたかという会話をし、参列者に漏れて問題になることもあります。
受付や香典に携わる係は十分会話を慎むよう注意します。