草津温泉に「子連れ狼」現れる(草津名物・湯もみ)

ヒートショックプロテイン, 草津温泉

草津温泉に「子連れ狼」拝一刀(おがみ・いっとう)が現れた!

といっても劇画の話でした、ゴメンなさい。
草津温泉・湯もみ 劇画ではあるが、「子連れ狼」作者の小島剛夕はよく調べて描いています。
劇画を基にして映画「子連れ狼」(主演・若山富三郎)も製作されました。また、テレビ番組「子連れ狼」(主演・萬屋錦之介)も放映されました。
私の観るところ、殺陣が素晴らしいのは、断然、若山富三郎の「子連れ狼」ですね。殺陣に関する限りは、萬屋錦之介も若山富三郎には及びません。

おっと、話が横道にずれました。
草津温泉の話に戻りましょう。

小島剛夕は、いろいろなことを良く調べて「子連れ狼」を描いています。
草津温泉についても、もちろん、剛夕自身が訪れて、あまりの熱さに驚いて、拝一刀を登場させたのでしょう。

子連れ狼を登場させる以上、子連れ狼の見せ場を作らにゃなりませんわなあ。

当然、草津温泉の熱い湯に、子連れ狼がどれだけ耐えられるかというシーンになりますね。

草津温泉の「湯もみ」と子連れ狼・拝一刀 草津温泉といったら、名物は「湯もみ」ですね。
「湯もみ」とは、浴槽のふちに並んで、細長い板で湯をかき回すこと。

なぜ「湯もみ」をするのかって?
そりゃ、あなた、草津温泉の湯は熱いからですよ。

どれだけ熱いかは、→ 前の記事「草津温泉の特質・湧出量と温度と泉質」をご覧下さい。

子連れ狼・拝一刀は、ある女性の身代わりに、この「湯もみ」の熱い湯に、長時間浸けられるのです。

本当だったら、完全に茹で上がってしまうのだが、何しろ劇画のこと、超人拝一刀は、そんなことでは参らない。
それを見て湯長のボスが恐れ入るという筋立てであります。

草津温泉とヒートショックプロテイン

劇画の世界ではあるのだが、こういうストーリーができるほどに、草津の湯は熱い!その熱さが身体にとってもよい。

熱い湯に浸かると身体の中にヒートショックプロテインというものができて、このヒートショックプロテインが疲れを一気に取り去ってくれるのです。

ただ、そうはいっても、あまりに長く熱い湯に浸かりすぎると、かえって身体を壊してしまうので、熱い湯には必ず湯長がいて湯に入る時間をコントロールしています。
湯長の合図で湯に入り、湯長の合図で湯から出るのです。

一見、面倒なようですが、そういうシステムを昔からとり続けているのは、とりもなおさず、それがとっても身体によいからでしょう。

草津温泉は、「温泉おもしろ話」お勧めの日本屈指の名湯であります。

湯長の合図に従って熱い湯につかり、ヒートショックプロテインを体内にしこむから、入浴後しばらくの期間は、体調がすこぶるよろしくなるのです。昔から、草津の湯が日本人に広く親しまれているのは、このヒートショックプロテインのおかげでしょう。