日本の水価格・エジプトと比較

水価格

日本は、美味しい水が豊かに得られる国です。
「湯水のように使う」という表現にも表れているように、良質の水が安価に得られる日本と違い、諸外国では必ずしも水は「湯水のように使う」ことができるわけではありません。
日本の水価格と、エジプトの水価格と比較して見ましょう。

水道水が飲める国・日本

水道の蛇口

水道の蛇口をひねって出て来る水を、そのまま飲めるというのは、当たり前のようでいて、実は当たり前ではありません。

日本人が海外旅行をする際に、現地の水に注意するように言われるのは、水道水がそのままでは飲めない国が結構多いからです。
そこで、ミネラルウオーターのボトルを買って飲むことになります。

一昔前のこと、エジプト・カイロに着くと、日本大使館から「現地の水は日本人の体に合わないから、ミネラルウオーターのボトルを買って飲んでください」と注意があったとか。
〈今は、随分と改良されて、飲める水道水が増えたそうです。)

それはさておき、日本とエジプトで、水の値段を比較してみましょう。
日本の水道水と、エジプトでミネラルウォーターを購入した際の値段を比較することにします。

日本とエジプトの水1リットルの値段

日本の水道料金は、都道府県により、また使用量により異なります。
ここでは我が家〈夫婦二人)の水道料金から計算することにしますと、
一月の使用水量10立方メートルに対して料金は 1,015円。
そこから計算して、

 日本の水道水1リットルの値段:0.1円

となります。

一方、エジプトでミネラルウオーターを購入するとなると、500mlのボトル1本がおよそ20円。
日本と比較して安いとはいうものの、1リットルあたりおよそ40円となります。

・エジプトのミネラルウオータオー1リットルの値段:40円

日本とエジプトの水の値段を比較すると、何と400倍の違いがあるのです。
日本では、エジプトの400分の1で、飲める水にありつけるわけです。


日本とエジプト・ガソリン価格の比較

ちなみに、日本とエジプトのガソリン価格も比較してみましょう。

2014年7月のこと、エジプト政府は経済改革の一環として、ガソリン価格を一挙に78%も引きあげました。日経新聞などでも随分騒がれました。

78%も引き上げられたら、たまたもんじゃない、と日本人なら思うかも知れません。そりゃ、エジプト人にとっても同じでしょう。

ところが、そもそもの初めのガソリン価格が、日本に比較するとあまりに低いので、78%引き上げたとしても、日本人の感覚からすれば、まだまだうらやましいレベルであるのです。

・エジプトのガソリン価格(78%引き上げ後):1リットル23円
・日本のガソリン価格(2017年平均):1リットル120円

何と、日本では、エジプトの5.2倍のガソリン価格を払っているのです。

水とガソリン、どちらが有り難い

安い水を飲めるのが有り難いか、安いガソリンを使うことが有り難いが、どちらがよけいに有り難いでしょうか。

それは立場により、さまざまでしょうが、人間が生命を維持するに必要なのはみすです。

安くて安全な水が豊富にあって、「湯水のように使う」ことができる日本といういう国に生まれたことを、私などはとても有り難いと思います。

このカテゴリー「おいしい水の百科」では、水の豊かな日本列島で、美味しい水をいただく工夫について、記事を書いていきたいと思います。

よろしくおつきあいくださいますように。